2011年03月31日

待望の再会

 いやぁ、待ちわびてました。

 

 震災前に預けてたクリーニング品と、ようやく再会できました。

 いつも使っているところが物理的に潰れてしまい、預け物が回収できていませんでした。
 震災直後からYシャツ、スーツはフル稼働させていて、いよいよストックは無し。
 ところが今日は出張が入ってしまったので、どうにかしないといけない。

 と、本店に問い合わせてみたところ、本店で預かっていますよー、との回答が。
 物理的に営業できない状況だったので、回収して近くの本店で預かっていたそうです。
 考えてみれば当然の事だわな、と急いで昨日の昼休みに回収へ。
 ついでに溜まりに溜まった汚れ物を預けられて、ほくほく。

 ほくほくついでに、残業中の呼び出しに乗ってしまい、飲みに行ったのが最大の誤算。
 今日は朝から山形に出張だったので、結構きつかったです。

 そうそう、山形ですが、ガソリンは落ち着いてきたそうですが、食料が若干足りてないとのこと。
 こっちはコンビニから廃棄が出るレベルになってきていますので、ちょっと驚きました。
 ガソリンも行き渡ってきているようですし、市内は平和そのものです。


 そんなこんなで今日までが納期だった仕事は全てまとめられました。
 震災挟んだけど、なんとかなるもんですね。

 いや、それにしても3月はあっという間だったなぁ。
 いつもの5倍くらいは働いた気がします。  


2011年03月28日

OWNER3作成、その21(オープンβテスト中)

 ダービーマウちゅうOWNER3(オープンβテスト中)

 心配してた方の仕事がほぼ完了したので、同時に二つのプログラムを書かなくても済むようになりました。
 そうなると、ビルドしたり Flash に書き込む間、暇だなぁ、と思う程度にはゆとりが生まれるわけで。

 手が空いてるのもなんだし、とりあえずリハビリってことで、レースの動画側を作り込み。
 ベースは Perl ですが、動画部分はアプレットで組んでるので、どちらかといえばこちらのが馴染みやすかったり。
 デバッグは若干面倒ですけど、とりあえず Java 書きたいなぁ、と思ったのでサクサクと。

 OWNER2まではセパレートコースを一直線に駆け抜ける、という手抜き動画でお茶を濁していたわけですが。
 今回、グラフィックを担当して頂いたぽっぽさんにコーナー用の背景を描いてもらったので、なんとしても使いたいなぁ、と。

 そんなこんなで出来上がったのは、スタートして。

 

 コーナー曲がって。

 

 直線向いてゴールまでという流れ。

 

 ついでに、レースをスタートからではなくて、最終コーナーから見れるような機能も追加。
 これである程度は実用に耐えるものになるでしょう。

 ログインしてなくても見れますので、興味があればこちらから→【2011年03月27日開催】第4競走Cランク戦(中距離)

 今後は実況テキストなんかも流すようにしたいのですが、それはちと後回し。
 まずは残りの機能、特別戦日程管理と、チュートリアルを作り込んでしまおうと思っています。
 作るって言っても、後者はテキスト打ち込むだけなので、すぐ出来ちゃいそうですけど。  


2011年03月27日

便乗値上げ

 OWNER3ですが、どこまで作業していたか分からなくなった部分がありますので、現在整理中です。
 作業そのものは4月からは入れる見込みです。
 まずはご報告まで。


 さてさて、ちらほら聞くようになった便乗値上げ、という声。
 関東のほうは分からないけれど、とりあえず福島県内ではあるらしい。
 私も仕事の最中、そうした事でちょっとばかり声を荒げられた経験はあったりもしました。

 例え話をしてみましょう。

 震災前、10店舗のお店を持っていたとします。
 震災の被害と、物資の不足で3店舗しか開けられなくなりました。
 卸の価格が上がっているので、それに比例する程度の値上げをしました。
 とはいえ、商品そのものの利益率は変わりません。

 利益率は変わらないとはいえ、店舗そのものの絶対数が減っているのです。
 開いてる店舗そのものの売り上げは爆上げするかもしれません。
 じゃあ、普通に儲けは出ているのか。

 んなわけないです。
 開けていない7店舗に対しても、人件費が発生します。
 閉めている店舗分の人件費を考慮したら、通常の5、6倍くらいの値段で売る必要が出てくるんじゃないでしょうか。

 閉めてる店舗の人件費なんて削減すればいい、なんて仰られる方もいるかもしれません。
 じゃあ自分が解雇される立場になったと仮定して、同じこと言えます?
 私だったら許せないなぁ。

 経営者側だって、開けられる状況になれば開けたいわけだし。
 先を見据えたら安易な選択と言わざるを得ません。

 まあ、そんなわけで、値上げしている店舗にも大なり小なり理由ってあると思うんですよ。


「便乗値上げするな」「もう二度と使わない」って声が聞こえてきちゃいます。
 思われるのは勝手なんですけど、別に儲かってもおらず、仕事に集中すること自体が難しい状況下で、そういうこと言われるのって、キツイと思うなぁ。
 私はそんなもんだろうって割り切れるから気にならないけど、そうじゃない人だって沢山いるだろうし。

「被災者イジメか!?」とか言う人もいるけど、言われてる相手も被災者ですから。
 もしかしたら、震災で家族を失っている中で、気丈に「お客様の為に」って仕事してる人かもですよ。


 色々書いてみたけど、そうは言ってもお金が大変なのは分かりますし、物資が欲しいのも分かります。
 震災で抵抗も出来ず、理不尽なダメージを受けて、つらいのも分かります。
 先々のことが心配なのも分かります。
 程度の差こそあれ「便乗値上げ」と仰られる方の気持ちは分かるつもりなのですよ。
 何故って、売ってる側だって被災者なのですから。


 そんなこんなで、便乗値上げって言葉。
 少し考え直してみてもいいんじゃないかなぁ。

 何事もそうだけど、相手の心境を理解しようとするのって大事だと思いますよ。
 相手だって人間なんだから。



~拍手レス~

>被災日記お疲れさまでした。
日記を読んでいて、実際に被災に合った方々の考え方、復旧に努力する姿などが知れて心打たれるとともに、人間はこういった事態になっても頑張っていけるんだと勉強になりました。
被災の方々に負けないよう、自分も努力していきたいと思います。 by ほけほけ
頑張るっていうか、今の生活を改善しようとしてるだけって感じですよ。 誰だってこんな生活は嫌だろうし(笑) それに対して、自ら改善していこうとするか、誰かが改善するのを待つかっていうスタンスの違いはあるのかなぁ。 私は前者の人間と触れ合えているので、出来るだけそんな姿を伝えられればいいな、と思っていました。 ほけほけさんに少しでも伝わってのであれば、幸いです。  


2011年03月26日

被災日記その12(東北地方太平洋沖地震)

 もう自分の中では被災者って気分ではないし、今回が最終回。


 まだ2週間しか経っていませんが、本当にあっという間でした。
 人間の本性を沢山見ることが出来て、また自分自身がこういう環境を経験出来たこと。
 そうしたものを価値観の中に組み入れることが出来たことは、自分自身にとってはとてつもなく貴重なものだったと考えています。

 まだまだ予断を許す状況ではありませんし、楽観出来る要素なんて何もないかもしれません。
 原発問題が落ち着いたとしても、その先に待つ風評被害……というより、もう既に後遺症と言い換えられるものが待っているのは間違いありません。

 でも、それらを今気にしたところでどうにかなるものだろうか、と。
 原発問題について気に病んだところで、現場の方以外が状況を好転させられるわけないです。
 風評被害をやめてくれ、と言ったところで避けられるリスクを避けたいのは当然です。

 全てのリスク、問題に対し脅えるのではなく、無理に無視するでもなく、放置もせず。
 そうした「諸々の問題があるのだ」と認めた上で、過剰でない適度な対応をするだけでいいんじゃないかと思っています。
 その上で、将来を考慮していき続けること。
 それだけで十分だと思います。


 被曝が怖い。 それは当然です。
 でもここは、21世紀の最先進国のひとつである日本です。
 であれば、恐怖から抗えるレベルの脅威に出来るかもしれません。
 そうなったら、インフラを整備して、被曝患者に対する医療の最先端拠点になってしまえばいいじゃないですか。
 世界中のそうした患者さんを救える一大都市になるかもしれません。

 見えないものに対し、逃げ続けるなんて不可能です。
 であれば、それと真っ向から戦える環境を作るべきだと思っています。


 風評被害が許せない。 それは当然です。
 でも、実際のところ、自分の子供に福島県産のものを摂らせたいか、摂らせるのが適切なのか。
 そうしたものを考えた際、選択の余地があるのであれば、他の地方のものを選ぶと思います。
 風評という聞こえの良いレベルではなく、実際に汚染されている可能性そのものはあるわけですから、誤った判断であるとは言えません。

 国で保証を出すとは言っていますが、それだけでは将来性がありません。
 土地・税金を大幅に優遇し、格安のコストで農業などを再開する余地を作ること。
 年齢や立場などで限定される部分はあると思いますが、安くて質も良ければ、多少のリスクを無視してでも手にとって下さる方々はいらっしゃると思います。
 そうした方々に向けた商売を考えてもいいのではないかと思います。

 これから先、ずっと付きまとうことに対し、否定し続けるなんて不可能です。
 であれば、それを認めたうえで、現実的な対案を模索するべきだと思っています。


 上で書いたことは理想丸出しの妄言に過ぎないかもしれません。
 でも、震災でインフラが崩壊した後、電気を点け、水道を通し、ガスで火を灯す。
 物資が不足する中、これだけのことをたった二週間で達成した街があるんです。
 そんな連中が集まっているのですから、妄言が現実に出来るかもしれないって思います。

 普段、時計の針は勝手に進んでいましたが、震災で止まってしまいました。
 最初は誰も起きていなかった街で、早起きした連中が総出で時計の針を少しずつ進めて。
 そうすると起き出す人間が出てきて、そいつらも針を進めるのを手伝ってくれて。
 時計の針を進め続けて迎えた今日。
 外に出れば震災を受けたなんて信じられない光景があります。

 今は時計の針を、自分達の手で進めることが出来るんです。
 他の誰かではない、自分で進めることが出来るんです。
 であれば、次に起きる誰かのために、よりよい朝をプレゼントしたいじゃないですか。

 悲観も楽観もせず、現実を認め、それに対処していくこと。
 別に震災前から変わらない、日常の過ごし方だと思っています。
 そう考えると、私はもう日常を取り戻したといえるのかもしれません。
 であれば、次の誰かが日常を取り戻せるように、精一杯いつも通りに生きていこうと思います。


 そんなわけで、私は元気いっぱいです。
 御心配くださった皆様、本当にありがとうございます。
 もう私の心配は全くいらないので、ご安心くださいませ。





 ……ひとつだけ、非日常なものがあったな。

 

 これ、どうにかなるのだろうか。  


2011年03月22日

被災日記その11(東北地方太平洋沖地震)

 8時半に出勤して、23時過ぎまで仕事して、牛丼屋で遅い夕食をとって帰宅。
 被災日記とか書いてるけど、タイトルに偽りアリとしか思えません。
 もっと大変な地域があるのに、いつまでも被災者って顔してられないし、そろそろ終わりにしないと。

 そんなこんなで、仕事はまだ全然終わってはいませんが、なんとか納期内のメドはついた感じ。
 納期が二つ待ってるし、変に父の会社の手伝いをしていたせいで、そっちの打ち合わせもポロポロと。
 自分で自分の首を絞めてる感が満載ですが、とりあえず来月の今頃は、全てが落ち着いていることを願いたいです。

 とか考えつつ帰宅すると、マンション玄関に張り紙が。

「地震による影響でインターネット接続できません。NTTに問い合わせ中です」

 やれやれ、今日の酒の肴はニコニコ動画とはいかないか。
 とか考えていたんですが。
 駄目元で試してみたところ、すんなり接続。

 ……あれか。
 恐らく光接続の方が断線してるって事なんでしょうね。
 アナログはきっと大丈夫なんでしょう。
 今時ADSLの人間は想定外って事か。

 まあでも、嬉しい誤算です。



~拍手レス~

>・・もろもろ過去物から読みましたけど、でもやっぱり「本当にやばくなったら逃げるべきです」。はっきりいって・・
命あってのモノダネですよ!SKYさんのお住まいがどこかわからないので何とも言えませんが、原発に近いようなら一様非難するべきかと思いますよ!
仕事とか経済基盤とか、生きて命があるうちに次に来るもんですよ! by 謎の黄金騎士
避難命令が出たら避難しますけど、まだそういうのありませんから。

>納期は恐ろしい((((;゚Д゚))))
そして、被災にあいながらもそれを、守ろうとするSkyさんに敬意を評します。
オラなら絶対伸ばしてもらってる。。。 by ほけほけ
こっちの事情を客先に押し付けないのは普通だと思いますよ。 機材が壊れたとか、会社がなくなったとか、致命的な事情があるならともかく。  


2011年03月20日

被災日記その10(東北地方太平洋沖地震)

 一昨日の日記で、地震や放射能より人間が怖いと書きましたが。
 もっと怖いのがいました。

 納期です。

 やばいなぁ。
 全然間に合う気配がない。
 仕事掛け持ちなんてしてる場合じゃなかったわ。
 先のことは、目の前の仕事を片付けてからにしないと。

 てなわけで、どう考えても普通の休日出勤な一日でした。



~拍手レス~

>同感ですわ。
非難するつもりは サラサラないけれど
実に 同感ですわ。 by ぶーすけ
書いてから思いましたけど、そうは言っても人それぞれの価値観がありますものね。 納得は出来なくても、理解する必要があるのではないかとも思い直してます。 そもそも誰が悪いわけでもない、天災でしたしね。  


2011年03月20日

被災日記その9(東北地方太平洋沖地震)

 ふと思ったこと。

 原発問題で避難してる人って、この先どうするんだろう。
 避難先で仕事ってあるんだろうか。
 こっちがある程度安全な状態に戻った後、戻ってくるんだろうか。
 その場合、今現在も復旧に向けて働いてる人の気持ちってどうなんだろう。

 怖くて仕方がないのは分かるけど、今って人生全体の時間で見れば長くないだけに、耐えられる限りは耐えるのも一つの手かな、と。
 長い時間ではないけれど、この短い時間でやったことが、この先の人生には大きく大きく響きそうなだけに。

 小さい子供がいる人は仕方ないと思うけど、その子供の将来も親の仕事ありきだからなぁ。

 避難した方を非難することは絶対にありえませんが、単純に疑問には思ってしまう今日この頃です。
 それだけ余裕が出来てきたって事かも。

 私が考えすぎなだけで、実際には避難先でしっかりと生活を構築できる方も沢山いらっしゃるのでしょうしね。
 そうじゃないにしたって、怖いって気持ちだけは十分に理解できますし。
 どこに行ったとしても、御無事な事を祈るだけです。


 さて、今日も仕事仕事。
 今日も一日はりきっていきましょう。



~拍手レス~

>放射能も怖いですけど、その後に残る差別が一番怖いですね。
まあでも、絶対にありますからね。 というか、既に今現在でもありますし。 今は気にしても仕方ないですから、やることやるだけです。  


2011年03月19日

被災日記その8(東北地方太平洋沖地震)

 昨日、仕事で訪れた福島駅前。
 

 人が多少はいるけど、お年を召された方々ばかりでした。
 放射能、たいしたことないんだけどなぁ。
 風評被害を自ら認めてるようなもんだよ、これ。

 てなわけで、いわきっていうか、他県から福島への風評被害が話題になっていますが。
 郡山(福島県)で、こんな話が。

 外で働いている人に対し、家の中にいた人が。

「放射能持ち込まないで! 入らないで!」

 うーむ。
 まあ、持ち込まないように、心配りする必要はあるんだろうけど。
 でも、なんかこう、釈然としないなぁ。
 気持ちは分かるんですけどね。

 とにかく、被災者が被災者に対し、被災者面してるのはどうかなぁ、とも思いますよ。
 食糧運んでる人も、インフラ整備してる人も、治安維持してる人も、みんな被災者なのにね。

 地震や放射能より、人間のが怖いな。
 私にとっては。  


2011年03月17日

被災日記その7(東北地方太平洋沖地震)

 こういう状況だから、色々ありますね。
 この状況が終わったあとも、私達に待ち受けてるのは厳しい状況かもしれません。
 でもそれは、まずはこの状況をクリアしてから考えようと思います。

 さて、人の本性を見続けて一週間が過ぎましたが、失望する事も、感動する事もありました。
 こういうのって、醜い面ばかりをクローズアップしがちです。
 でもまあ、こういうのを見ると、そうでもないなぁって思ってしまいます。

 

 わざわざ遠くからお疲れ様です。
 海外から派遣されてる方というのは、こちらではお見掛けしないので、こちらの方が最遠方からでした。
 余震が続く中、本当に頭が下がります。

 

 夜の一枚。
 この道路さえ維持することが出来れば、福島から北へと物資を送り続けることが出来ます。
 昼夜問わず、作業は続けられているようです。


 今日、従業員が某大手企業の主任クラスに人を人と思わぬレベルの罵倒を受けました。
 今日、従業員が商品を提供しているにも関わらず、お客様に蹴られました。
 みんな、必死なんだと思います。
 それが分かっているので、笑顔で「やられちゃったなぁ」と事務所に戻ってきます。


 本当に本当に頑張ってるみんなが、いつか報われる日が来ることを願っています。



~拍手レス~

>引用の許可ありがとうございます。さっそく書かせて頂きました。(`・ω・´)ゞ

関東も計画停電やら余震やら影響はありますが、被災者と比べたら可愛いもの。日本はミα(゚Д゚ )マカセロ!! なんて大きなことは言えませんが希望を捨てずに頑張ろうと思います。

旅行はあんまりしないタイプですが、復興したら東北の方へ旅行してみようかと思います。復興楽しみにしています。 by ほけほけ
もし東北に来られることがありましたら、是非ご案内させて下さい。 きっと素朴だけれども、素敵な場所が残っていると思います。  


2011年03月16日

被災日記その6(東北地方太平洋沖地震)

 昨日今日の二日間、外で仕事をしていると、お客様に言われることがあります。

「お兄さん、放射能危ないよ。怖くないの?」

 怖くないわけがあるかと。
 みんな、外に出る前、事務所で怖いなぁ、やばいよなぁ、って躊躇してますよ。
 被曝を抑えるらしい知識だってある。
 でも、それを守り続けていたら、外で仕事が出来なくなってしまう。

 震災から一週間も経たないのに、市内では多くの家庭で電気がついて、水どころかお湯が出る。
 ネットに繋がる、電話が繋がる。
 それはなぜかと考えられないのだろうか。
 そこまで余裕がないのだろうか。

 そんな余裕すらないのかもしれない。
 でも、それは責められることではないし、どちらかといえば普通のことだと思う。
 不便な生活、減り続ける物資、おさまらない余震、広まる放射能。
 怖くて、不安になって当たり前だと思う。


 家族がいるからって理由で仕事を放棄する人が多い。
 それは仕方のないことだと思う。
 一方で家族がいるけど、それに怒鳴りつけて理解を求め、皆の為にと率先して働く人がいる。
 私からすると、そのいずれのケースも、普通の人間にしか見えない。

 平時カッコイイこと言ってる人が、今はそうでもなかったりもする。
 いつもはだらしないな、馬鹿かこいつ、って思ってるようなのが、理不尽に怒鳴られても、仕方ないからって笑いながら汗を流してたりする。
 後者は本当にただの馬鹿かもしれないけど、こんな馬鹿ならいくらいてもいいと思う。


 外で働く人ばかりじゃなくて、それを内側で支えてる人だってたくさんいる。
 そんな人々だって、大変な状況下で通勤してきて、治安が悪化する中、遅くまで働いている。

 みんなみんな、本当に頑張ってる。
 誰に褒められるわけでも、認めてもらえるわけでもないけど、誰かがやらなきゃいけないことをやり続けている。
 本当はすごく怖いだろうにね。


 私は生き残るのは大前提で行動してる。
 早くいつもの生活を取り戻したいと思っている。
 それだけじゃなく、来年の今頃、ずっとずっと良い暮らしをする為に、働く素振りをしている。

 そんな打算まみれの私からすると、損得勘定抜きで、いつも通り、いやいつも以上に働いている方々が輝いて見える。
 最高にカッコイイし、一瞬一瞬が泣きそうになるくらい、感動的なシーンばかりです。

 こんな状況下で、恐怖や悲しみではなく、感動で涙をこらえる私は、最高に幸せ者だと思ってます。



~拍手レス~

>お疲れ様です。(`・ω・´)ゞ
いいですね。こういうのを見ると、こっちも頑張らないとって思っちゃいます。

ところでお願いなのですが、今回の被災日記でいいなと思ったセリフや考え方を引用してもよろしいでしょうか?

暗い話題のニュースばかりで、生の良い声が聞かれない印象があります。なのでそういった良い声を広めたいなと思うんです。
広める範囲はミクシィの日記のみ。名前は匿名でと考えております。
よろしくお願いします。 by ほけほけ
いつもありがとうございます。 引用の件、こんな感情任せの乱文でよければ、構いませんよ。 公開範囲、匿名記名についても、特に問いません。