2011年07月04日

県外でしこたま飲んできました。

 一応、先に書いておきますと、珍しくこちらのブログポータルサイトからお越しの方向けの記事です。
 お住まいやら地元やらが福島じゃない方にはまるで興味がない話題かと思います。


 先週、仕事と遊びで県外に宿泊する機会が重なりました。
 びっくりするくらい財布が軽くなり、反対に体は主に肝臓を酷使したせいで重くなった気がしましたが、まあさておき。


 巷で噂されている福島県民に対するオイタが云々という話がありましたが。
 少なくとも私には全然でしたよ。

 北陸で飲んだ際には、まるで海外での出来事という感じで「へえ大変でしたね」といった感じ。
「大丈夫だったんですか?」とか心配されるので、心配してくれるの?って聞いたら、そりゃ普通そうでしょうと返されました。
 まあ人間というか、特に日本人であれば極々普通の感覚ですよね。

 関東で飲んだ際には、むしろギャグという感じでの伝わり方をしていました。
 北斗の拳な光景を想像していたのに、私が普通過ぎて拍子抜けしたという人までいました。
 でも基本的には、同じ。 普通に心配してくれましたよ。
 正直、心配されるのとか好きじゃないんですけど、純粋な好意っぽかったので、素直に受け止めるようにしてました。


 前から思ってたけど、車に対するイタズラ云々に関しては、写メとかあがってるわけでもないし。
 あがってるとして、それが愉快犯や便乗犯による捏造かどうかすら分かんないし。
 それに、車に対するイタズラなんて、それこそ日本全国で見れば毎日のようにある出来事じゃないのかとも。
 そもそも、イタズラするくらい気にする人がいるとして、福島ナンバーの車に近づこうと思うかなぁ。
 足を潰すって、どう考えても逆効果だし。

 私が思っていたのは、多分に被害意識が強い部分があるんじゃないかなぁ、と思っています。
 なにかあったとして、それがたまたま福島の人間が当たっただけじゃないかと。
 もちろんそうじゃないケースもあるとして、全部が全部とは思えないですよ。

 あ、子供が子供に対してとかだけは別。
 ああいうのは向こう側の立場になれば、どう思ってても致し方ない部分はあると思います。
 震災直後に逆の立場であれば、こっちの人も同じようなことする人いますもん。絶対。
 ある程度落ち着いた今であれば、腫れ物に触らずって感じになってきてるんじゃないですかね。


 私はどちらかというと、震災真っ最中に同じ福島県の方に色々言われたり、されたりしてたほうなんで、実際にコトが起きればどうなるかってのは分かります。
 でももう4ヶ月近く経過しているわけで、隣県より遠いところでは、ホントのところ他人事って感覚の方が大きいと思うんですよね。
 実際に見ている確証もないネットでの論調はどうあれ、とりあえず表面上ではヒステリー的な反応は少なくなっていると思いますよ。
 例えば私が名古屋辺りに住んでるとしたら、もう全然過去のことだと思って気にしないと思いますもん。


 そんなわけで、いまだに気に掛けてる方がいらっしゃったので、体験談?をご参考まで。


 とりあえず、「何かされてる」って思ったり、実際にされた時、自分はどんな顔を、どんな態度をしていただろう。
 そんなことを振り返ってみるのもいいんじゃないかなぁ、って思いました。


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