2009年04月06日

寿命の計算

 DNAの解析がそれなりに進んでいるせいか、素人レベルの耳にも面白そうな情報が入ってきます。
 だいぶ前から言われていることですが、分かりやすい例としては、その人が将来肥満になりやすいだとか、糖尿病になりやすいだとか。

 似たようなものでより曖昧な、例えばサンプル数が少ないだとか、確率的に不確定要素が大いに含まれるだとか。
 そういった曖昧なデータも掻き集めると、相当な情報量になるんだろうと思います。
 そうなってくると、人の寿命というのも大体は算出できるのではないだろうか、とふと思いました。

 もちろん、一言で何歳まで、というのを断言できるようになるのは先の話だと思います。
 けれど、何歳くらいにどんな病気になり得るか、どこの内臓が劣化していくか、というのはある程度は予測できると思います。
 そうなると、例えば定期健診毎に一定の情報を確保することで、DNAとの比較で、現状だと何歳くらいまでは大丈夫そう、というのが分かるのではないかと。
 発展していくと、癌になりやすいのは何年後だから、その一年前くらいから検診を受ける、とか長生きしたい人向けにも悪くない情報です。

 寿命が分かっていると、個人的には色々と整理しやすくなるから助かります。
 人生設計はもちろん、自分の体がフルに動くのはいつくらいまでか分かれば、その間にいくら稼げばいいかも分かるし。
 病気になってからお金も家もない!というよりは、いつまでにいくら稼げば最低ラインはクリアできる、というのが分かっているのは安心できる気がします。
 お金が全てではないでしょうけど、それだけにお金に振り回されたくもないですから。
 もちろん、この年になってからだと、知ったとして手遅れって可能性も大いにあり得ますけど(笑)


 まあとはいえ論理的にはともかく、倫理的に無理がありますよね。
 アイツはいつまでしか生きられないから、治療しなくていいとか、出世させなくていいとか、そういう話にもなっちゃうでしょうし。

 個人的に有用な情報かもしれないけれど、それはまた自分にとってアキレス腱にもなるという事。
 そういった情報の売買や譲渡を防ぐなんて絶対に不可能でしょうし、倫理的に問題あるのは事実です。

 というか、そこまでの精度になってくれば、それこそDNA弄っちゃえばどうにでもなるのかな。
 そうなると人間そのもの……所謂ホムンクルスを作れちゃったりもするのかな、と妄想は尽きない春の夜更けです。



~拍手レス~

>男はbigでしょう!
思い出しました。 私は toto の回収率の話を書こうと思っていたのでした。 またそれは後日。 さておき、big は自分で予想できないので好みではないです。 ジャンボとか、そういうのも全然興味ないです。 やっぱり何かしら自分の判断を働かせないと、ギャンブルとして楽しめないのです。


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