2009年03月26日

嫁を貰う動機として

 この時間に帰宅して、洗い物済ませたり、山積みになった洗濯物を見るたび、ふと思い出すやり取りがあります。
 休日出勤していたとある日の上司との会話なんですが。

「今日は日付変わる前に帰りますね」(私)
「構わないけど、なんか用事でもあるの?」(上司)
「いえ、洗濯物とか溜まってるので……」
「さっさと嫁もらえよw」
「はは……」

 ありふれたやり取りですね。

 で、実際、嫁を貰う動機というか、理由として、「家の事で楽したいから」というのはどうなのか、という話です。
 昔、といっても、ほんの数十年前であれば、それが理由でなくても結果的にそうなるケースは多かったと思います。
 とはいえ、今のご時世、共働きが当たり前ですし、時代は変わったのですから、それは当てはまりません。

 では、どういう状況を作れれば、嫁を貰う希望が満たされるかを考えてみます。
 愛情的な部分でのメンタル面とか、そもそも私が嫁を貰える器じゃないとか、その辺は一旦置いといて。

 一番大きいのは、嫁が家の事に専念できるだけの収入。
 家族ということであれば、子供や住居などでのプラスアルファの費用もあるし、相手側の親戚付き合い他、諸々。
 現状ではなく、増えていくことを想定しての見積もりが必要です。

 お金があれば幸せ、というのは絶対にありえない話ですけど、お金がないと幸せになりにくいのが資本主義な世の中。
 まあ行き着くところは結局いつも通りってことですね。

 とりあえずその一番大きい要素をクリアできたとして、まだまだ課題はあります。

 ・家族を養う以上、自分は収入を維持、あるいは上昇させていかなければいけない
 ・嫁が家の事に専念してくれなければいけない
 ・イレギュラーな要素があったとして、それらをクリアしていかなければいけない

 問題は、これらの課題を自分が死ぬまでクリアしていかなければいけないという事。
 自分の部分はどうにかできると仮定しても、現実問題として相手側の部分までは断定できません。
 なにかのキッカケで瓦解する可能性というのは、小さくはないでしょう。

 そうなると、待っているのは厳しい現実。
 とても大きなリスクです。


 当面は家事をやってもらえるというメリットと、瓦解した時のリスク。
 天秤に掛けるまでもありません。

 そもそも収入があるという前提をクリアしていて、尚且つ家の事を放置したいのであれば、メイドさんを雇えばいいだけの話です。
 今度は赤の他人に留守を任せる、という大きなリスクがあるわけですが、それと嫁を貰う場合のリスクは天秤に掛けられるでしょう。


 私には恋愛だとか、そういった概念的なものについてはよく分かりません。
 でも、とりあえず洗濯物や洗い物が溜まっているくらいの理由で結婚するのは割に合わない、という結論には至れそうです。


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